ユーザー事例

導入の数だけ信頼がある

User Interview .003

クオリティの高いグラフィックで
プレゼンの質を上げる

アンフィニホームズ株式会社
代表取締役 吉川 均 様
日本住宅新聞(D&D)掲載記事より

プレゼンテーションで魅せる

今や様々なメーカーが、多くの機能を盛り込んで新築及びリフォーム営業をサポートするべくプレゼン&積算・見積もりシステムを発売している。
その機能は年々バージョンアップされており、手書きの図面があっという間に3Dで立ち上がったり、ユーザーと打ち合わせを行いながらのプラン変更やパース作成が可能になるなど、操作性と処理能力の速さが差別化の一つともなっている。

そんな中、最新の機能は使わなくとも、クオリティーの高いプレゼンテーションパースを作成することで、ユーザーへの第一印象を強いものにし、受注への近道としているアンフィニホームズ(株)に工務店が苦手の一つとしているプレゼンテーションで魅せるポイントを聞いた。

色と質感のクオリティーの高さ

木造住宅を取り扱うことが多い弊誌の中で、RC造メインの会社を紹介するのは珍しい。しかし、プレゼンテーションを行うという点では木造もRC造も変わりはない。言ってみれば木造よりもRC造の方が無機質な素材である為、色や質感表現のクオリティーが問われることになる。

そこでまずは、RC造をメインに扱うアンフィニホームズの吉川氏に安心計画の「ウォークインホーム・プラス」採用までの経緯を聞いた。
「ウォークインホーム・プラスを使いはじめる前もCADは使っていましたが、値段が高かったのとコンクリートの色や質感がいま一つ不満でした。我々が扱うのはRC造なので、やはりコンクリートという素材の質感や色をいかに表現できるか、そこが勝負になります。

ある時期グラフィッカーに書いてもらっていた時期もあったのは、そうでないとなかなかRCの雰囲気が出なかったからです。そんな時同じコンクリートを扱う仲間の会社がこの「ウォークインホーム・プラス」を採用していたのですが、非常に簡単にある程度のレベルのものを立ち上げているのを見てこれはいいな。と思って採用したのがきっかけです。

加えて、バージョンアップしていく金額もそう高くなく、アフターフォローもしっかりしている。最初の初期投資も他のシステムに比べてそれほど高額でない所も魅力でした。 利点は様々ありますが、RC質感で言えばさらにレベルが上がって最近では陰影まで付けられるようになってこの金額でこのクオリティーというのは非常に満足度が高いと感じています。」

そこで実際にプレゼンテーションパースを担当する企画・設計の小山真さんに実際に作成したパースを見ながら見せ方のポイントを聞いた。

「やはり質感がどれだけ表現出来るかというのは重要で、それは光源の当て方によって変ってくるのですが、それに加え、作品を作っていて感じるのは、ただ、単に現実っぽく作ってしまってはそれで終わってしまう。
本当ならばこの床はこんなに光沢が無いし、背景というのは青空なのですが、イメージを伝えるのが役目であるプレゼンテーションでは、素材だけでなく、背景などにもこだわる。そうするとよりイメージを印象づけるプレゼンテーションが可能になると思います。」

実はこのウォークインホーム・プラスの特徴の一つは、部屋の中にいるような感覚でつくった図面の中を3次元でバーチャル的に歩くことができるという使い方でユーザーの心を掴み、受注に繋げていくという住宅営業の手法の提案なのだがアンフィニホームズではその使い方をあえてしない。

なぜなら、自分達はどちらかというと「設計事務所」であるというスタンスを取っているからだ。

「設計事務所のようであっても設計料を頂くことなく、施工まで行い、きっちりしたものを引き渡すというのが我々のポリシー。その中で設計のテクニックというのはその場でユーザーと何かするというのではなく、テーマを我々がつくり、最後に完成度の高い外観図に鳥瞰図、俯瞰図がついたものを出してインパクトを与える。
そうなるとそれが素敵な設計図書になり、レベルの高いプレゼンテーションになるのです。これまで我々が提案したものに対して感嘆の声こそ聞かれますが否定されたことは一度もありませんね。」と吉川氏。

テーマを持った家づくり

吉川氏の自信ある言葉には、アンフィニホームズの住宅をつくる上での「テーマ」が根底にある。まず、注目したいのは、住まいづくりに対する考え方だ。
一般の工務店と大きく違うのは家をつくるのではなく、「ライフスタイル」を考え提案していくというポリシーだ。
そこから「家はキャンパス」というテーマが生まれた。

「家の中は様々な色が付け足されます。ユーザーが持ち込む雑誌や本、洋服だったり、家具だったり、キッチン用品でも全て色が付いています。つまり最後の色はユーザーが付ける。
ですから我々がつくるベースとなる空間はキャンバスのように、後からユーザーが色付けするものだ、と位置づけ余計なものを付け足すことを避ける、というテーマを掲げています。
それからもう一つ、似たような事ですが「引き算の家」というテーマです。足し算の家というのは、Rをつけたり、鴨居に装飾をつけたりする足し算の計画です。

それをなるべく排除した時どんなスタイルになるのか。というテーマです。ここには、私が持論とする住まいに対する考え方があります。
例えば夫婦で生活する時、ちょっとした緊張感が生まれた方が家は綺麗だという事実です。椅子やソファに何枚もかけられた洋服、テーブルに出しっぱなしになっている調味料。それが普通だという生活は自堕落で、そういうものがあると自然に違和感を感じる。
つまり、生活を空間から作り上げていく、緊張感が心地よいと思えるような生活をテーマとしてユーザーに提案したいと考えています。」

プレタポルテな住宅をつくるためのこだわり

RC住宅だからこそその利点が更に際立つ住まいづくりをライフスタイルという観点から提案する同社では、ウォークインホーム・プラスの操作性を駆使して、更にこだわりのプレゼンテーションパースを作り出している。その辺りをもう一度小山さんに伺ってみた。

「グラフィックのこだわりの中で、RC造ならではの特徴として、直線の四角の建物をいかに美しく見せるかという点では非常にこだわりを持っています。余計な装飾がない分、直線の四角の建物の見せ方は難しく、その印象はほんの少しの角度で変わってきます。
弊社では通常より少し角度をつけたり、目線の高さや位置を微妙に変えていますが、このウォークインホームなら簡単に行えます。また、シンプルだからこそどこの位置から見ると一番美しく見えるかは経験からわかってきたことです。
それに加えて、我々が拘った光の反射や窓への移りこみなどは、基本システムの他に安心計画さんにオリジナルのプログラムで対応してもらっておりアフターサポート面でも安心しています。今では、基本的なデータの構築も出来上がっているので、安全な外観グラフィックは5時間程度もあれば完成することが可能です。出来上がりに関しても現在では現物と殆ど遜色がない仕上がりのレベルに達しています。」

同社が目指すファーストコンタクトにおけるプレゼンテーションのクオリティーの高さは、見る人に外観から内観のライフスタイルを想像させる。それは同社が目指す、設計事務所が作るオーダーメードの住宅でもなく、工務店でもない、如いては高級既製服であるいわば「プレタポルテの住まい」を提供するにふさわしいプレゼンテーションツールだという。グラフィック用として素晴らしいものは実は他にも出ている。

工務店が仕事を取ってくるための営業ツールとしても存在しているし、我々のようにこれをグラフィックとして使っていくという、両立てで使えるような物は他にあまりないと思います。また、それでいて費用対効果も考えた時に、中々リーズナブルでありクオリティーが高い商品としてコストパフォーマンスも高いと思います。」と吉川氏。